「超カンタン発電機づくり」と「ソーラーパネルのつなぎ方」おもしろ発電ワークショップ2本立て♪

前回に続き、発電の実践ワークショップを行いました。
今回はミーティングメンバーで企画と講師役もやりました。

まずは、インターネットの動画 で見つけた
「超カンタン発電機」作りです。

材料は、なんと、これだけ!

(講師役は、わくちん担当)

段ボール、クギ、磁石などなど、
身近にある材料を主に使いながら、
ハサミで切ったり、セロテープで貼ったり、クギで穴を開けたり。

最初は、
「工作なんて久しぶりでキンチョーする!」
「小学校の図工のトラウマが・・・」

などと尻込み気味だったンバーも、手を動かしているうちにだんだん楽しくなってきたり、手よりも口の方が動いたり。わ~わ~たのしい工作の時間となりました。

これでほんまにちゃんと発電できるからスゴイんです!!
テスターにつないで、発電を確認し、一同感動!


クギをくるくる回すと…

ハイ!発電してま~す!!

(ただし、1ボルト程度ですが・・・。)

「じゃあみんなの発電機をつないだら、もっとたくさん発電できるんちゃう?」
「よっしゃ~、やってみよう!つなご~!!」

ところが、ここからは、うまくいきません。あれれ、なんで?

「『直流』じゃなくて、『交流』だからかなぁ?」
「交流ってなに~?」

数少ない理系メンバーが
身振り手振りも使って大奮闘で解説してくれましたが、
基本的な内容すぎてかえって説明が難しいらしいです。

う~ん、わかったよ~な、わかってないよ~な・・・。

いちおう講師役はいて、
下調べをしたり、材料の準備なども担当しましたが、
先生や生徒の区別もなく、教える・教えられるという別もなく。

なので、わからなくなったら、ほんとにみんなわからなくなって、自分たちの頭で考え、やってみて、さらに考える、という。
自分で考える教育って、こういうことを言うのかな?

すぐに誰かから答えが返ってこない場というのは、疑問や仮説が深まって、おもしろかったです。
もちろん、疑問は各自もちかえって、次回までにわかる範囲で調べてこようということになりました。


続いて、前回組立てたソーラーパネルを、
いよいよモモの電気製品につなげるワークショップです。

講師役のめぐる君いわく、電力会社の送電線からの解放という「一線を超える」、めくるめく体験だそうです。

その場でバッテリーやコントローラにつないで見せてくれたり、
実演つきで、とっても分かりやすかったです!

(モモの家の名犬?迷犬?ドンちゃんも、身を乗り出して聴いてました!)

ただ、自分でやるとなると、本当にできるか自信ありません(^^:)。

そんな文系&直観系なメンバーたちでしたが、
「100%理解できない人は発言する資格がない」
といった心理的なバリアや“理系権威主義”にひるまず、
言いたいことは言い、分からないことは尋ね、それでも分からなかったら自分の頭で考えてみる姿勢が大切やなぁと改めて感じました。

また理解は後からついてくる「習うより慣れろ」式の考え方も大事ですね。

今回のワークショップは、和気あいあいと笑いの絶えない雰囲気の中、誰もが自由に発言できる、まさに「交流」の場となりました。

これからも楽しく発電&発言していきましょ~!

はつでんMEMO

直流…電池から流れる電流。
(DC=Direct Current)
交流…家庭のコンセントから流れる電流。
(AC=Alternating Current)

※近頃はパソコンなど直流で動く電気製品が増えています。
そのため、交流を直流に変える装置が「ACアダプタ」です。