朝早くに、くうちゃんが来て、朝食を食べかけの私とコーヒーをした。話しているうちにしほさんが来て、そのまま打ち合わせ。しほさんは、てんからっと5号を尾崎印刷に入稿してきて、達成感をからだに蓄えて、とても元気!
「今回も、前回同様!徹夜もしたし、せせらぎ出版にまたお世話になってしまった!でも、うまい具合に困ったときに助けてもらえた」と迷惑かけても元気なしほさん。10年前の私もそうだった。抑えられない何かが私を動かし、「いのちと食」情報センターなるものを立ち上げた。ワープロも打てなかったし、持っていなかった私に、事務所の一角を貸してくれて、出版社の高価なワープロで、文字を打つことを教えてくれた。無我夢中だったからお世話になることも迷惑をかけたことも、なんだか感じる暇も無いくらいで、ここまできたなあ。また、久しぶりにお世話になったなあ。今度はしほさんが・・。
でも、なんだかあたたかくしほさんを見守ることができる私がいて、自立してくださいね!と言いながら、しほさんにパソコンの作業の問題点を指摘してくれるせせせらぎ出版の社長がいる。しほさんは、いいなあ。また一段と成長した私達の通信が生まれていくような気がする。
この2週間は、日記を書く暇がないくらいに、「新てんからっと」の編集の合宿があったり、近くのゆうハウスの誘いで出品した作品展があったりで、睡眠時間がっ少ない日々だった。13の月の暦でいえば、今月は12の月だけど、それにふさわしく、モモの家と周辺の仲間達との心の調整をする必要な出来事がたくさん生まれ、そのたびに時間をかけて話し合い、小さなわだかまりを溶かしながら、お互いを見詰め合う日々だった。
そんななかで生まれた『新てんからっと5号』。編集にかかわったしほさん、里枝さん、私の3人で、ご苦労さん会となった。インド風の炒め物とサラダを里枝さんが作ってくれて、取り寄せていた”とっておきの日本酒”で乾杯をした。
とにかくモノを創るのは大変だけど楽しい。しほさんの計算違いの徹夜とかで、モモの家に泊まることも多く子どもや夫君を心配させたのは、私も心配だったけど、とにかく今また新しい作品を出すことができた。サッカーも見たし、モモの家の掃除や野焼きなどの行事をともにしながら、生活のなかで生まれた通信であると思う。このテンポを大事にしていこう。