昨年の6月22日に中津のカンテ・グランデでうさぶろう展をして、ちょうど1年。6月21日から今度はモモの家から歩いて20分ほどの同じ吹田市にあるクレヨンハウスでうさぶろう展を行った。
例によって初日にやってくるファンが今回もやってきて、1日目からクレヨンハウスは土曜日みたいなにぎわいだとスタッフの人も驚いていた。売上も5回目の今回が過去最高だった。うさぶろうさんの服の人気は衰えることなく、毎回ファンが確実に訪れるようになった。
昨年の秋までクレヨンハウスが借りていた店舗は、10年前に「いのちと食」情報センターがオープンし、「いのちと食」を学ぶ学校を毎月行っていた場所である<びいどろほおる>がある建物の一階にあった。学校のある日は、終了後レストランは満員で、なかなか席につくことができなかった。
昨年10周年を迎えたクレヨンハウス大阪と、今年10周年を迎えた「いのちと食」情報センターはいろんな意味で縁があったのだろう。引っ越してきた建物は、以前より大きく、工場後のような建物を改装して作られている。江坂公園からすぐという立地で、毎週末は家族連れがやってくる。モモの家と縁のある垂水神社のエリアである垂水町というのも、偶然でもないのかも・・。
場所柄ファッションショーなどの試みはできなかったが、ご近所ということもあり、公園が近いということもあって、一週間前にちんどん屋を出し、開催中もちんどん屋のような雰囲気でうさぶろうさんの服を着て、公園に繰り出した。土曜日と日曜日の夕方には、会員の岡部君がクレヨンハウスの店先でハープを奏でてくれた。突如ダンスバーフォーマンスが始まって店先を占領してしまったのは、顰蹙だったけど、まるでパリの街角のようなアーティストの音楽とパーフォーマンスで、私は内心心が躍った。
今回もうさぶろうパワーにはみんな脱帽した。朝はたいてい一番に来て、店のレイアウトや飾り付けの服の入れ替えなどを済ませてくれる。お客さんの応対もめいっぱい応じて、その人の思いのままに服をコーディネートしてくださった。
1日目の朝には垂水神社に参拝し、終わった翌日の朝には、「神社にお礼に行きました!」とのことだ。翌朝8時に電話したときには、もうホテルを出て、新幹線で岡山に着くところだった。出し惜しみすることなく、自分の力を出し切ることを身をもって教えてくださり、ありがとうございました。