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ありのままの自分がアート その2

8日木曜日、ノマドカフェ、モモランチ、野焼きのトリプルイベントの日。20人の人であふれる。外で為さんや正木さんが陶芸を焼き、野焼きの煉瓦のカマの上でトミイがパンを焼く。そのそばで、次回に焼く作品を何度もコネコネしている人。食事のあと現れた若者たちが、ストーブの周りで談笑している。コタツを囲んで年輩の女性達は色鉛筆画を描いたりぺちゃくちゃおしゃべりをしている。ケーキ食べる?お茶飲む?とにぎやかに話が行き交う。始めてきた年輩の女性が「ここはな
に?」「若い人もいたり、外で焼き物をしたり・・」感嘆の声をあげる。ふっと思いついてやってきた八木ちゃん(もとモモランチのシェフ)は、「ぎのさん、これでいいのやねえ、前に子どもたちの幼稚園をモモの家でやって!って言ったけど、こんなふうに大人も楽しそうに遊んでいたら、自然に子ども達も遊んでるっていうのが・・」とにこにこしながら、為さんのそばで粘土の作品を作っている。翌朝、焼き上がったみんなの作品を机に並べて、私は、それぞれの思いや魂の時間が形になった姿に感動した。コップや皿やちゃわんの形をしながら、それぞれの悩んでいる気持ちおこっている気持ち不安な気持ち、お茶目なところ、きっちりしたところ、おさえつけられてぎゃふんとしているところ、ええかっこしいなところ、さみしいところ、全部、ぜーんぶ、アートとなって美しくワクワクさせる形で現れていることに感動してしまった!

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水曜日, 2月 28th, 2001
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