今日のノマドカフェはめづらしく予約無し。昨日の出張で20人分のコーヒーを入れた翌日だったので、ゆっくりしようと思っていたのでちょうどよかった。
正木さんと私の二人で話しながら土をこねてカメ(動物の)を作ったりしていた。4月のようにポカポカした暖かさで、私は庭にやぎちゃんが持ってきてくれた花の苗を植えたりもした。昨日ののんびりしたコンサートのリズムがまだこころに漂って気持ちがほこほこしていた
大学入試の試験を一応一通り終え(公立はもうあきらめたみたい?)、とにかく入学するところも決めた息子のすっかり楽になったようすにほっとする。といっても受験生だからといってほとんど特別なことはしなかったから、たいしてしんどかったわけでもないのだけど、夜遅くまで勉強したりしているのを見て、なんかもっといい選択はないのかなあ・・と思ったりしてた。
夜のイベントやらお客さんが泊まったりで、息子からもっと抗議があるかと思ったのだが、高校3年生になる頃からコミュニケーションがうまくいくようになり、お客が多いことやご飯の時間がずれることにもあまり文句をいわなくなっていった。
私の方でも、子ども達との時間を尊重するように意識し始めたことも影響があるのだろう。
それにしても、なにもかも初めてのモモの家での暮らしやはたらき、他人と家族の境界線のゆるやかな暮らしのスタイルの始まった頃のうちの家族のバラバラぶりは大変だった。お客さんがいるときには、ご飯を部屋に運ぶように指示されたり、みんなで談話中に「めし!」というおやじななぬ息子の声がして、冷たい空気が流れたりと惨憺たるものだった。
昨年の春くらいから、友達やお客さんのなかに出てきて、ご飯を食べたり、会話に入ってくることとかも少しずつ増え、そのたびにうちの家族も笑うんだ!なんて感心したりしていた。
で、一昨日のミーティングの時に10人でランチをしていると、息子が広間を横切りながら、「はい!よろこんで!」と威勢良く声を出した。入試に合格して早速始めた「てっちりや」のバイト先で、お客さんの注文があったときに、そんなふうに返事をするそうだ。