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満開の桜と満月に見守られた送別会

 2年前の垂水神社の祭りの頃からモモの家に関わってくれている椙村君と、もう6年くらいのつきあいのトミイの送別会をした。椙村君はオーストラリアにトミイは京都にそれぞれ旅立つ。大野さんという家族もオーストラリアに旅発つことを聞き、会員さん同士だからと知らせると、向こうで連絡を取り合うことになったようだ。
 金子さんも7月にはフィンランドに家族で旅立つし、私は蝶になるし(^o^)、なんか旅立ちの春だなあ。宴を盛り上げてくれたのは、1週間ほど前にモモの家にやってきた不思議なおじさん、その名も小波(さざなみ)光太郎さん。名前を5つくらい持っていて、手品をしたり、本を書いたり、漫才をしたりしている。今日は夕方の4時頃から準備に来て、すし飯を用意、自前の包丁でネタを切り、みんなが揃うとにぎり寿司のワークショップになった。
 この不思議なおっちゃんは、なぜか3週間ほど前にモモの家に電話がかかってきて、そのタイミングがあまりにも絶妙だったものだから、なんかうなずいているうちに彼の本が送られてきて、その本が『心にもお掃除を』というもので、魂の磨き方にも通じる話が小学生にも分かるような体験的な話しで書かれていた。
 で、考える間もなく返事していた私、でも、約束をすっかり忘れていたら、駅に着いたと電話があった。編集作業のバタバタした中、目がぺけ状態(>_<)のしほさんも、私がおっちゃんが来たと同時になぜかインプットをしていた歯医者の予約を思い出し出かけてしまったので、完全に諦めて応対を決め込み、おかげでその日は編集はストップしたものの、おっちゃんのアドバイスで翌日には3倍の速さで文章が書けたらしい。まさに手品師、魔法使いだ!(その秘密はしほさんに聞いてね!)
 で、1升ほどのご飯はすっかりおいしいすし飯になり、それぞれが持ってきたネタで手巻きや握りができあがっていったのだ。おっちゃんは14歳から29歳まで寿司屋で修行し、そのあと自分でオリジナルすし職人として店を持ち成功し、50歳で店はたたんで、全国にシアワセの種をまくごく個人的な活動をして12~13年になるという。なんか、モモの家の活動に縁を感じてくれたようで、このような宴に現れて、盛り上げてくれたのだった。本当においしいすしだった。
 桜の花の下、娘に怒られるほど(;^_^A アセアセ…にぎやかに友を送ることができて、うれしい1日が終わった。

Posted on
月曜日, 4月 9th, 2001
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