有里さんのワークショップ、そして、翌日7日の満月のコンサートはとてもハッピーな時間でした。ハッピーな時間というのは、とても満ちていて、からだやハートにしみていて、すぐには言葉にならないような気がします。
最初の私の予感通り、彼らとのワーク(という感じなのですが)はこれから始まったばかりのようです。終わってからも彼らとの時間を味わいながら、10年くらい毎年コンサートをやるのではないかなあなんてね。
コンサートのとき、有里さんが舞台で言っていたように、初めて私のリードでコンサートの前にコーニング(ホルトスクールでならいたての)を開き、妖精さんに来てもらって、ミーティングをしました。
このときは開いた方がいいと思ったのですが、実のところ私には訊きたいことはなかったのです。で、開いてみると有里さんのなかに訊きたいことがいろいろあったようです。今日歌う歌について。そして、今日のコンサートの衣装について。で、一つひとつ訊いてみました。コンサートの服はピンクか、グレイか、ワインレッドか?ワインレッドがイエスとなりました。で、帽子の色は、3色ほど訊いたけど、有里さんが最近初めて織ったという水色のさおり織りのスカーフになりました。これは誰も「えっ!?」という感じでした。
歌もどの順番がいいかを訊いてみました。どれも有里さんがいつも考えているのとは全然違う順番で選曲されたようです。一番目は軽くというのとちがって、今回はメッセージ性の強い曲からスタートすることになったようです。
さて、コンサートは、とても自然な感じで始まりました。お客さんも60人くらい。前日のワークショップで描かれたみんなの絵がまんなかにかけられ、モモの庭の枯れ木に花をあしらったオブジェが飾られました。観客が入って受付が落ち着いたところで舞台を見て、私は驚きました。タイシルクのワインレッドの衣装に空色の帽子がとても合っているのです。真ん中に飾られたみんなで描いたカラフルな絵がライトアップされ、有里さんの頭に巻かれたブルーの色と調和していました。普通の感覚では選ばない配色だったのですが、舞台でライトアップされるととてもセンス良くうつりました。誰かが妖精さんみたいと言っていました。
4月末から行き始めたホルトスクールの先生も家族で来て下さり、帰りに「絵、良かったね!」て言って下さいました。