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私の夏休み・その3

 熱が出て、しんどいけれど、MBPというその方法をとることはできそうだ。さっそく、マニュアルの書かれた質問用紙にOリングで質問をしていった。バクテリア菌とウイルス菌らが関与しているようだった。そして、バランスをとれず彼らも苦しんでいるので、その方法も聞き、英語の解説書を辞書を引きながら見て、一つひとつ、働きかけた。
 ウイルス菌には、私の身体のエネルギークレンジングが必要だった。身体の周囲1mにイメージでクレンジングをしていく。バクテリア菌には、バトルエネルギーの解放が必要だった。
 バトルエネルギーのリリースというのは、全く初めての経験で、学校では習っていたけど、実際自分のからだから、ネガティブなエネルギーを解放させていくというイメージを持つということの意味が、深く捉えられた気がした。身体が病んでいくとき熱に頭がぐるぐる回っているときにやってきたあのネガティブな感情は、どんなふうに私の中に存在し、時折私を悩ませているかについて認識していたからだ。
 そして、心からそのようなエネルギーのマイナスの使い方をやめたいと願った。そのような感情が自然と理解でき、そして、その存在を拒絶することなく、宇宙のあるべきところに放出させた。それも、はっきりマニュアルに書かれていた。
 最後にまだ特定されていない微生菌には、フラワーエッセンスを与えて、セレモニーのような瞑想のような時間を終えた。1時間近くかかった。汗が出て、熱も下がったようだったが、はかる必要もなさそうなので床についた。
 横になってからだっただろうか、あるいは、昼間思いついていたのだろうか、8月6日も9日もお盆も何もしなかったので、明日の15日終戦記念日は、庭で枯れ葉や木々を燃やして、心からの平和について祈ろうと思った。
 靖国のことも、悲惨な戦争も、人を殺してお金を盗むことも、子どもを虐待してしまうことも、ほんのわずかの隙間に住む、闘争的なエネルギーのなせる技のように思われる。そして、それを増強してしまうシステムが、お化けのような悪魔の状態を作ってしまう。
 「ああ、私の中にもあるバトルエネルギーを、この病気を通して、解放することになったんだなあ」と不思議な気持ちで、終戦記念日の朝、友から来た手紙や残っていたモモマネーなどを、枯れ葉といっしょに燃やしながら、心から祈る時間を持てた。

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木曜日, 8月 16th, 2001
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