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タイ<チェンマイ>のこと・その2

 今日は、カリフォルニアから来ている有里さんと和生さんのコンサートをいっしょに取り組んでいる京都の品川さんと打ち合わせがてら、ドヒヒの姉さん夫婦のバリ料理のお店<カヤカヤ>でランチをした。品川さんもこの夏バリに2週間旅行してきた。私はタイ。どちらもアジアの元気な風にふれたんだ。さて、昨日の続き。
 虫の声やカエルのなきごえを聞きながら、心地よい疲れでベッドに入った。
 朝、9時頃に目を覚まして、しほさんと為さんが隣合っている1階の部屋のドアをノックする。夜明けとともに目覚めた為さんは、さっそく街に出て、屋台を用意するおばさんに出会い、人々が屋台で朝食を食べ、出勤する様子や、学校に行く子ども達を見て帰ってきた。手には屋台で買った朝食を持っていた。肉汁のしたたるソーセージ。薫製の匂いが漂う炭火焼きの焼き鳥。餅米のごはん。全部で20バーツ。うん、私達も出かけよう!ところが時間を逃した私達は焼き鳥が見つからなかった。(結局、夜型の私達は、出勤前の市民の屋台での朝食風景を見ることができなかった)行けども行けども、目指す屋台村には出会えない。もしかして、さっきの一件の屋台のことだったのだろうか?歩いていると、何度も何度も、乗り合いタクシーや、昨晩のトゥクトゥクが乗らないかという感じで止まる。日差しが暑くなってきて、乗ることにした。トゥクトゥクに乗って、朝ご飯を食べさせてくれるレストランに連れて行ってほしいと頼んだ。外国人だということで、初めはホテルのビュッフェはどうかと言うのだが、タイ料理で安いところというと、タイ人が行くところかと、聞いてくれた。そうだ!と答えると、いかにも大衆食堂というところに連れて行ってくれた。
 料理が並んでいるところを見ると、朝からタイグリーンカレーやチキンカレー等が並び、その横に白い虫が料理されて沢山もられていた。「うん、これぞ、タイ人のレストラン」とワクワクする。もちろん、虫さんは最後まで食べることはなかったけど、朝からタイカレーという濃厚な日々は2日目から始まっていたのだ。
 食事を終えた頃どこからか屋台のおばさんが元気な野菜を積んでやってきた。手作りのお菓子もたくさん。笹に包んだ餅菓子のようなのを買ってみた。ココナッツミルクのういろうのようなものだった。これがとても美味しく、思い出したらまた食べたい味だった。たべものの話はつきない。

 

Posted on
金曜日, 9月 7th, 2001
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