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タイ<チェンマイ>のこと・その4

 9日の日曜日は、もとスタッフの金谷の誕生日に誘われて、最近、結婚を決めた相手、<一風堂>の店主にも会いに行こうということで、箕面の自然食レストラン一風堂に萩原さんと出かけた。料理を作ってくれるパートナーというのは、ちょっと羨ましい限り。野菜いっぱいの料理を肴に箕面の地ビールとエビスビールを飲んで、大いに歌って飲んだ一夜だった。ちなみにココのメニューは自然食エスニックで、アジアのメニューが多く、タイで食べ慣れたパクチーもたくさん使われていたし、トムヤンクンスープもおいしかった。ここは、夜がいいかも。
 さてと、チェンマイ2日目の午後は、うさぶろうさんの仕事場の車に乗って、服を縫ってくれる縫製工場に出かけた。JUKIミシンが並んだ職場で、裁断する人は、一人か2人、あとは、ひたすら縫って行く仕事。ズボンやらベストやらがどんどん縫い上がっていく。秋に持ってこられる作品がどんどん出来上がっていく様子が見れた。
 このあと、ホウリン寺というお寺で、エイズに感染した女性達の経済的精神的支援のためのプロジェクトがあり、そこのトレーニングの終了ミーティングに出席させてもらえた。ここは、まだ仕上がりの作品というよりは、仕事を作っていく準備のようなプロセスが見えた。この後、エイズチルドレンにも、会いに行ったのだが、こうしたサポートがお寺とともに自然に出来ている様が、私には新鮮だった。朝早くから、托鉢に歩くオレンジの着物を着た、たくさんのお坊さん。少年もいれば、年輩の男の人いる。一生に一度は仕事や関わりを捨てて、施しを受ける行を経験することが文化に根付いているのだ。
 しほさんと、私から、お寺にお布施をさせてもらった。エイズに感染した女性が代表して受け取ってくれた。モモの家の封筒にお札を入れ、封筒に<we live with you>と書いた。
 帰りは、みんなで北タイ料理を食べた。魚介類を中心に野菜とともに煮込まれたおかずがいろいろ。各人に餅米が配られ、手で小さく握りながら、おかずにつけたり、のせたりして食べる。ビールはタイのシーハー。パクチーの独特の香りも食欲をそそる味に感じられるようになり、すっかりタイ料理の魅力にとりつかれていく私たちだった。

 
 

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月曜日, 9月 10th, 2001
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