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愛するべき日常の暮らし

 2日間かけて、『モモだより』と『新てんからっと2号』の印刷、発送作業が終わり、発送のリーダーのよーこさんと娘のひさちゃんが帰ったのが、夕方6時過ぎ。作業の内容が多かったのと、子連れで行き帰りが大変なのとで、お泊まりして仕事してくれた。
 とても穏やかで満ち足りた時間が、こうした作業のなかでも感じられるようになっている。もちろん、いつも、たくさんの人に支えての作業で、ヘルプのないときは、ただの一度もなかったけれど、1年くらい前までは中心にいる私に仕事が集中していることも多く、モモ便りの原稿が集まり始めて、文章の手直しやレイアウト、そして仕事の配分と、日常の電話受け、その上イベントの連絡などが重なってしまったときは、とても焦った気持ちになってしまった。そして、私の家族全体も食事がいい加減になったりして、子ども達の不満も渦巻いていた。
 鶴亀団というバックアップ集団がサポーターとして必ず存在してくれているという安心感がこのところ徐々に生まれてきて、私の中にも、そして、みんなの中にも余裕と信頼感ができてきたようだ。
 ほぼ月に1回お稽古のように文章を書き、編集し、印刷し、会員さんをすべて確認し、そして、一人ひとりに発送をする。人数は多いときの約半分。170通くらい。採算を考えた会員数からすると少ないけれど、丁寧な関係を保つにはちょうど良い人数なのかも知れない。
 子連れで、土曜日の朝10時に来てくれたよーこさん。彼女に『てんからっと』の印刷の打ち合わせと今日の流れを伝えて、私は1週間後のワークショップの打ち合わせに現れた吉本有里さん、愛ちゃん、ドヒヒらと、NYの事件について話し合い、ワークショップの流れについての願いと、世界中の人々の魂の安らかなることを願って瞑想をした。仕事をしっかり他の人に任せられていること、信頼できていること、そして、次なる事柄に集中できることがありがたかった。
 午後からは、ねこさん、かおりさんもやってきて、ひさちゃん、よーこさん、私との5人で、『てんからっと』の表紙の色塗りを楽しんだ。夕方、しほさんが来て、モモ便りの残りの原稿を完成、彼女も色塗りも楽しんで帰っていった。
 日曜日の夕方まで、つきあってくれたひさちゃんが、「お風呂屋さん、楽しかったね、散歩楽しかったね」と、見送る私を何度も振り返って別れを惜しんでくれた。

Posted on
日曜日, 9月 16th, 2001
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