先週のできごと(2)をすぐ書いたのだけど、なぜか2回書いて、ちょっとしたボタンの間違いで、あっという間に消えてしまって、めげてしまった。日記のページは、直接ネット上の日記に書いているせいか、ちょっとしたことで消えてしまう。書き終わって登録をしようとして、なかなかなので2回同じボタンを押したら消えてしまったこともあった。あわてて「戻る」を押しても戻れないのだ。
そんなわけで、先週のできごとの続きはかかないまま、また1週間が楽しく過ぎ去ってしまった。今日は夜に滋賀県の草津から地域通貨おうみ委員会の人が来て、2月の7~8日とモモの家からちんどん屋で、商店街の応援をしにいくの打ち合わせをした。素人ながら、チンドン屋でお金をもらうのは、10回目くらいになる。素人とプロの差はなんだろう?お金をもらえば、プロともいえるだろうけど、いつまでも素人芸のおもしろさが売りであったりもする。メンバーもいつも違う。お金をもらわないちんどん屋もいれれば、毎年の垂水神社や他の応援のイベントでのちんどん屋をいれて、25回くらいやっているだろうなあ。
いちばん、最初は大阪梅田の茶屋町で「はたらくこと暮らすこと縁日」という新しい仕事を創ろうというイベントをしたとき。おーまきちまきさんというアコーディオン弾きの歌手の人が応援にかけつけてくれた。人通りの多い梅田でほとんどの人がイベントのビラを受け取ってくれた。手を振ってくれる人もいたり、いっしょに写真を撮る人もいたり。
ちんどん屋の仕事は宣伝屋さんだけど、影の仕事は、まなざしだと思っている。「まどぎわのトットちゃん」が小学校をやめさせられたのは、授業中に窓の外ばかりを見ていたからだったけど、彼女はひたすら「ちんどん屋さん」を待っていたのだった。子ども達を魅了する、あのちんどん屋さんの魅力は、街に現れる「異形」の驚き、そして、そこから生まれる別な空気、そして、それを受け入れるお互いのまなざしの柔らかさだと思う。
街を歩いていると、人々の目が意外にも険しいことに気がつく。
ちんどん屋をしていると、少し違う。笑わないという表情の人でも、本人は変えてるつもりはないのに、ふる手に少しの表情が加わったり、歩き方が少し優しくなったりする。そんな少しの変化を盗み見るのが好きだ。
今回はおうみ委員会のメンバーもいっしょに「ちんどん屋」をする。