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USJ初体験

 ジェットコースターは好きな方ではない。恐ろしい速さで落下するフライングカーペットに乗ったあたりから、考えただけで鳥肌が立つようなところもあり、たぶん、USJには行かないだろうなと、思っていた。
 先日の土曜日、ゆうハウスになんとなく、遊びに行ったとき、「ギノさん!USJに行きませんか?!」と誘われた。「えっ!いつ?」「火曜日です」。ミーティングの日だった。瞬時にミーティングを欠席する理由ができたと思った(鶴亀団のみなさん、すみません)。で、次の瞬間「行きます!」と元気に答えていた。
 もう一度熟考して返事をし直すこともあると思えたが、翌日になってもその方がいい気がした。しほさんにも相談して、火曜日のミーティングの欠席を告げた。
 火曜日、早朝は雨が降っていたが、集合時間の9時にはすっかり止んでくれた。かくして私は、ゆうハウスの障害を持つ仲間5人と職員の人と保護者の人といっしょの計10人のなかに入っていた。私の無償ボランティアの初体験だ。(したことあったかな、今まで忘れているかもなあ)無償とはいえ、当日の入場券と昼食は負担して貰えたので、助かった。
 こんな誘いでもなかったら、USJにこんなに早く来ることにはならなかったなあ。新学期早々のUSJは、どこもすいていて、長く待っても20分くらいで、次々に繰り広げられるバーチャルとリアルの絡み合った濃厚な体験を反芻する暇もないくらいだった。
 いやあ、噂には聞いていたけど、すごいなあ、騙されるまいという気持ちで見たけど、正直言って、よくトレーニングされていて、それをこなしている役者達や職員達の動作が機敏なのは気持ちがいいほどだった。マニュアルとそれを伝えるトレーニングやミーティングを見てみたいなあと思った。
 西九条が近いこのあたりは、大阪でも最も空気が悪い地域に在る。そんなことを忘れさせるかのような完璧なバーチャル虚飾の世界。アメリカの戦略のすごさ、巨大さに、否定できない何かも感じた。
 火曜日の夕方は、コスモクロスの中津教室に参加する事にしていて、行き道に、A君が車に毎週のせてくれる。遅くても6時に帰ることができるとのことだったのに、遅くなってしまった。一応付き添いなので、先に帰るとも言えず、必死で帰宅したが、一足遅かった。モモの家に居ることの長かった私の読み違いが、ここのところ多くなってきた。A君ごめんね。
 

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水曜日, 4月 10th, 2002
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