毎週のコスモクロスの教室の前に30分掃除することが、小掃除の習慣になって、モモの家の機能的な改造も兼ねた大掃除が、止まっていた。机の上にあふれる書類や、広間の棚や床の間、簡易ベッドなどの上にいつのまにかモノがのっている状態などが、なかなか片づかないで目をつぶっていた。
庭もこの季節は3日に一度掃除しないと、落ち葉だらけになってしまう。あれもこれもと思っているうちに、日々の雑事から手をつけるものだから、片づかない。毎年毎年、増えていく書類や、モモの家の仕事の広がりは、節目節目にに整理して、的をしぼっていくことが必要なのだろう。発想があふれてきて事を起こすのは得意だけど、毎日の仕事に整理しておとしこむことが得意ではない私。
今朝は、鶴亀団のしほさんとくーちゃんが、10時に来てまず、レイアウトなどを考えることになっていた。「えらいラッシュだ!」くーちゃんが電話をかけてきた。その間に、Mさんが「往還」の参加者に礼状を出したりの作業をした。
30分で来るはずのくーちゃんがモモの家に来たのは、11時半。2時間半も渋滞に巻き込まれたくーちゃんは疲れ果てていた。そうこうしているうちに決算などの経理を見てくれているKさんがやってきた。毎日の経理をしているTさんがうさぶろう展の処理の仕方などを聞いている。なんだか、ひとつの事に集中していかないので、今日はかたづけしないかもしれないなあと思っていた。
まあ、ごはんでも食べようか・・ということに。(モモは、何がなくてもお茶やご飯は忘れない)食事が終わったら、誰からともなく身体が片付けに向いていた。そしたら経理の話をしていたKさんが、「棚の上にモノをおいたらあかん」「ここももう少し片付けてキレイにして家賃の分くらい稼がなあかん」とか話し始めて、棚から出したオーディオの修理をはじめた。
そうこうしているうちに、Tさんが友人のHさんを連れてきた。はじめて来たHさんは庭掃除が得意という。来るなり手ぬぐいを頭と口にまいて庭掃除を始めた。勢いよく集められた山ほどの落ち葉は、畑の片隅に集めて腐葉土にすることにした。夕方5時過ぎにお茶とお菓子で一服するまでに、総勢8人の手によって庭はすっかり掃き清められ、広間と事務所と玄関が大きく変化した。明後日のコスモクロスに間に合うように明日も続きをすることになった。