春と秋は、縁あるところをお借りして「うさとの服の展示会」をさせてもらっている。
奈良、姫路、福知山、遠くの町での展示会は、新しい人との出会いもあってけっこう旅気分。楽しいものだ。
外に出ると、またここのことが違った目で見られる気がする。
モモの家の庭のはじっこにデッドスペースになっていたところがあって
みどり綿を植えるところがそこしかないのでひとりで作業していた。
セメントの塊や小石や木片がたくさんでてきた。
ガラスのかけらや古い空き缶なんかもでてきたのでまえの住人がゴミ捨て場にしていたのかもしれない。
土の中にはカナブンの幼虫とミミズがわんさかでてくる。ごめんね。
そこにコンポストの土を足してみどり綿の種をまいた。
日の光をさえぎるカシの樹の剪定もした。
モモの家はひろいなあとおもう。独りでいると特に。
「もっともっとつかって」っていうてくれてるみたいにおもう。
「モモの家でもっともっとあそびたい!」ってわたしはおもうのだった。