「街づくり」ということを考えるようになったのはいつからかな?
最初の子供が生まれたときは
人との付き合いがどうも苦手な私はそのころ一緒に住んでた弟と夫とままごとみたいに
買い物行って、なんかつくって、食べさせること、お風呂、遊び、睡眠・・・
と単純な日常を楽しんだ。
少数の友達はいた。
近所の人は挨拶するくらい。
20代のころ
それで充分だった。
2人めの子も生まれて子どもたちが大きくなっていって
自分自身を問い直すことが数多く起こってきた。
夫の仕事も忙しくなっていった
子どものことや自分の問題をどう考え、どう解決するのか
わからないままだった。
自然災害や環境破壊や戦争の問題、人はどこへ行くのだろう。
私はどこへ向かうのだろう?
教えてほしいけど
本を読んでも
わからなかった。
もっともっと
肌で感じたかった。
昔の人が
暮らしの中で感じ取り
村の中で育まれたように。
空気の中で人々はゆっくりと知っていく。
そんな空気のある街が必要だと思う。