この季節、庭のくすのきはたくさん葉をおとす。
ちょうどモモの家の犬ドングリの毛が抜ける頃。
最初(私がモモにくるようになった3年くらい前)ばらばら降ってくる落ち葉をみてとても神秘的に感じた。
落ち葉でたき火をするのもとてもすてきだ。
「いいですね~。大きな木のあるお家って~」なんてお気楽なことをいっていた。
でも、落ち葉は想像以上に落ちるのだ。
りえさんが毎日庭から道路に落ちる葉をはいていてもおいつかないくらいだった。
ある日近所の人からの何度目かの苦情がきた。そして落ち葉を燃やしているところを消防車までよばれてしまった。
日陰をつくり鳥たちの住処になりわたしたちのこころをうるおす大きな木もアスファルトの町にとっては悩みの種になってしまうのか。