「転換の宴」十三のYMOという面白いスペースで9月30日に行われた。
映画「六ヶ所村ラプソディ」の上映と鎌中監督のトーク
そして、なかまたちのアート、さけび、歌、踊り・・・
放射能というわけのわからないもの
すごい威力の猛毒のもの
猛獣みたいに、つかい終わった後も地球が終わるその日まで燃えつづける。
原子力発電所から出たその燃えカスからもう一度取り出そうとするのが
六ヶ所村で来年から稼動しようとされている核燃料再処理工場。
猛獣使いには死の覚悟がいる。
なんだか聞いても聞いてもわけわからない。
ウラン?
なぜそれが必要なのか
なぜそれをつかってしまったのか。
何かのボタンのかけ違いが起こったその日から
それをとめることはできない
ドミノ倒し
まっすぐに立つのが難しいこの世界の中で
それをまっすぐに見ることさえ難しい
ゆがんだガラス越しに見るように
でも鎌中監督は
「鏡のように」六ヶ所村を描いた。
できるだけ平面的に並べて。
鎌中監督を思い浮かべる時
私の中で彼女は笑ってる。
だから私ももう怖がるのを止めた。
みつめてみよう
まっすぐに
まずはそこから。
「六ヶ所村ラプソディ」は十三第七劇場で上映されるそうです。