日曜日モモの庭の木を剪定した。
神奈川から7年ぶりにモモの家に遊びにきたKさんが脚立にあがって大胆に樫や桜の枝を落としていった。
それを手際よく運び、庭の少し広くなったところでちどりさんが枝葉を落とし
相方のまことさんがのこぎりで薪にしていく。
薪は年末のもちつきでもち米を蒸す燃料として使う
わたしたちはこれを自給自足の始まりと喜んでいる。
午後から積さんも加わって
薪はきれいにひもをかけて裏庭のパーゴラのしたのテーブルのしたにいれて年末までしっかりと乾かす。
でもほとんどは薪にならない枝葉だ。
ゴミ袋に詰めて30袋ほど3日後の普通ゴミで捨てようと思っていた。
ところがひょんなことでその枝葉をもらってもらえるところが見つかった。
きょうは20袋をそこへ持っていってきた。
里山の保全をして、そのかわりに使っていない畑をつかわせてもらうというやりかたで畑をしている佐藤眞生さん。
普段は森の落ち葉や、芝をひらって堆肥をつくっているそうだ。
畑のすみにある木の枠で囲んだ堆肥場
そこに20袋分の枝葉は充分入った。
満遍なく広げて足でぎゅうぎゅう踏む
その上から大きいバケツいっぱいの米ぬかをふりかけ、さらにおからをばーっとかけて、さらに水をいっぱいかける。
その上にブルーシートをかけて蓋をする。
しばらくすると分解が始まって湯気が出てくるんだそうだ。(すごいね!)
畑は本当に気持ちのいいところだった。
空気が冷たくてきれい。
今いっしょにやっている人が体調が悪いらしく
ずっと一人で7反くらいある畑をひとりでやっているそうだ。
特に草抜きが大変なのだそうだ。
きゅうりと赤しそを収穫させていただき、
お昼まで草抜きをした。
近くの湧き水でコーヒーを入れてくれごちそうしてくださった。
もしも剪定した枝葉を捨ててしまったらそれはただのゴミでおわる。
税金で作られた巨大なゴミ焼却施設で燃やされて灰は大阪湾に埋め立てられる。それで終わり。
でもきょうは物語が始まった。
森の畑とつながった。
また畑仕事に行こう・・・
モモ畑クラブのまことちゃんもさそって。
あしたは赤シソのジュースをモモでつくろう。