モモの家ってなんだろうっていうことを
一冊にまとめるブックレット作りは続いている
私はもがいてる
いまやってるのは
糸つむぎをやってる大石さんの取材
失った自給自足は衣もだ。
衣の自給をしている日本人はほぼ皆無だ。
なんでもお金を出して買うということはあたりまえじゃないんだよ。
わたしたちは衣食住すべて
自然界からいただいて自分たちでつくってきたのだ。
そのことを思い出す作業だ。糸つむぎも農も
そんな大きな歴史と未来の視点の中で
それを表現するって、私には無理ですよう、かみさま~!
ふらふらになりながら
モモにたどり着き
台所で染をしてる
山根ちゃんと洋子ちゃんのところに倒れこむ・・・
何食わぬ顔で
染を続行するふたり。。。
糸つむぎ講習には
初参加の二人が来ていた。
ひとりは岡山で農業をやってるお兄さん。
綿を育てている。
講師の大石さんも含めて糸つむぎする3人。
くるくる回る糸車。
見てるとやっと、緩んできた。
染めの二人に混じって
わたしもふんどしを染めた。
お茶飲みつつ。
そんなんしつつ
糸つむぎのほうに時々偵察いって
大石さんにインタビューしつつ。。。
あ、そうだ岡山のお兄さん
そばってつくってますか?
わたしそばの実入りの雑炊がすきなんだけど
そばの実って国産あんまりないですよね~?
「あ、それね。
石臼でひくんだけど
調節が難しくって
殻だけ取るって難しいの。
半分くらいがつぶれちゃうの。」
そうなのかあ~とあきらめかけたらば
山根ちゃんはこういうとき俄然食いついてくる。
「じゃあ、殻つきでいいから分けてもらって
こっちで殻とりましょう!」
「え?石臼はつらいってうちのおかあちゃん子どものとき手伝わされてて・・そういってたよ~」(パソコンメンテにきてた真崎くん)
「え?そうなの?
でもとらちゃん石臼ひきしたいって前に言ってたよ。」
「会員の小宮さんが石臼あげようかって前に言ってたし。」
わ。
モモのネットワーク力炸裂してきた。
ついでに
「あ、そ~だ。まさやが
豆の選別コミキャンに頼みたいっていってたけど
どうかな?」
「う~ん。どうでしょう。
でも、その仕事はとても大切な気がしますね。
モモでやりましょうか~」
「あ、ぼくもおうちもってかえってやってもいいよ~」(真崎)