青い海と空、はじけるような笑顔が溢れる島・ティモール。戦火を越えて笑い、歌う人々を描いた音楽ドキュメンタリー「カンタ!ティモール」に会いに来てください。
映画上映後、監督の広田奈津子とエゴ・レモス、関西若者会議(あかりとげんちゃん)と会場とのトークセッション!
挿入歌を歌うエゴ・レモスの来日が決定!音楽監督小向定とのアコースティックライブ。
11 月 3 日( 木 ) オープン 15 : 30 スタート16 : 00
【参加費】 (一般) 2.000円 学生 1,500円
【参加定員】 30 名(要予約)
【お問合せ・予約先】〈 名前 〉岡野朱里
〈 TEL 〉08015120296
〈 E-MAIL 〉info_akari@yahoo.co.jp
〈 URL 〉http://www.canta-timor.com/
16:00~ 映画試写会(110分)
+休憩10分
18:10~19:10 トーク
19:20〜20:20 ライブ
story
東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。作者は青年を探すために島へ戻る。一つの旅が始まった・・・。「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知ってるよ・・・」歌はこう始まっていた。直接的な言葉を歌えば命の危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。青年に連れられて、作者は島の奥へと入っていく。そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。太陽に照らされた、はじけるような笑顔の人々。その一方で、人口の3分の1の命を奪ったインドネシア軍の攻撃が濃い影を落とす。報道にのらない地下資源ビジネス、日本政府の驚くべき行動。弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、大地への感謝を歌と踊りに表し続けた。自然を敬い、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。いつのまにか、ティモールの旅はそっと作者に問いかける。愛すべきふるさと、日本の島々の姿を・・・。
guest profile
【エゴ・レモス】
1972年生まれ。1999年まで続いた軍事侵攻では家族を失い、母と二人生き残った彼は母とともに音楽を奏で続けた。現在はオーストラリア最優秀オリジナル映画作曲賞を受賞し、世界各地で活躍。同時に、原発への警鐘や、自然信仰にもとづいた伝統農法の実践者としてメッセージを発し続けている。
【広田奈津子】
「カンタ!ティモール」監督。1979年愛知県生まれ。幼い頃に親しんだ森が伐採され、そのショックをアメリカ大陸先住民に癒されたことをきっかけに旅を始める。2002年音楽交流を行う「環音」立上げ。東ティモール独立祝賀コンサートにソウル・フラワー・モノノケ・サミット、小向定らを招聘し、彼らとともに映画「カンタ!ティモール」制作を開始。
【小向定】
「カンタ!ティモール」制作・音楽監修。1970年愛知県生まれ。高校時代よりシンガーソングライターとして活動し、数々の賞を受賞。アメリカ遊学を経て2003年より国際音楽交流「環音」の音楽ワークショップ講師として活動のほか、音楽とともに農作業をする「歌う田んぼ」活動を行う。